ボスニアのサラエヴォからやって来たのは
セルビア共和国の首都ベオグラード。
聞いたことはあっても、どんな国なのか全く知識の無いまま上陸。
↓こんな国旗
↓意外と都会な雰囲気の繁華街、クネズ・ミハイロ通り
この町には、今まで存在した「旧市街」というものがありません。
何やら、紀元前4500年位前から人が住みだした歴史ある街ながら、
ヨーロッパとアジアを結ぶ交通の要所だったので、数多くの民族の
侵食を繰りかえし受けた上、さらに第二世界対戦や、旧ユーゴ圏諸国との
独立戦争などで、何度も戦火にさらされ、その度破壊されては復興を繰り返してきたという、
特異な歴史を持っているからなんだそう。
街中を歩いていても、古い建物は教会や政府系の建物といったものが
殆どで、後は近代的な建物が並ぶ、都会な雰囲気、というのも頷けます。
↓教会
つい最近、90年代に旧ユーゴ諸国の独立を巡っての紛争が続いた際、
独立承認主義の欧米を主体とするNATO軍からの空爆も受けたこの街。
今でも政府系の建物が並ぶ通りの一角に空爆で破壊された建物が
当時の姿そのままに残されていました。
↓戦争の生生しさが伝わる・・・
しかし、セルビアは、旧ユーゴスラビア連邦の中心的存在として常に権力の中心にあって、
これまで旅してきたスロヴェニア、クロアチア、ボスニアといった国々の歴史では
自国の独立の阻止に軍隊を派遣して数多くの街を破壊し、
数え切れない無実の住民を殺害した、いわばワルモノ的存在。
だけど、実際訪れてみると、人はふつーに親切だし、日本へのイメージも悪くない感じで、
居心地良かったり。
↓日本の復興を願う牛さん
↓バスも日本からの寄付だったり。
そして、そんなセルビアではこんなご飯を食べてきました。
セルビア料理とは!?旧ユーゴスラビアの一部で、2006年にモンテネグロと分離したセルビア。バルカン半島の東部に位置するこれらの
国は、かつてオスマントルコの領土だった歴史的な経緯があるため、今でもトルコ料理や、
近隣のギリシャ料理に似た料理がたくさんあります。
今回も歩き方にお世話になり、行ってきました。
↓庶民的な外観
またもやキリル文字も意味不明なMENUを必死で解読しながら注文。
まず
セルビアンサラダ。角切りにしたトマトとキュウリの上にどっさりチーズが乗ってました。
それから、セルビア風煮込み。
ムツカリッツアトマトシチューのような感じで美味しい。
それから、中にチーズが入ってる豚カツ?のようなもの。
カラジョルジェヴァ・シュニッツェラ(言いにくい・・)
で、1番食べたかったのが、コレ。
カイマク。
生クリームとチーズを足して2で割ったような味で、めちゃ濃厚なクリーム。
これをパンにつけて食べます。
基本的にこっちの料理は濃い~感じですね・・・
なので、自分では、あっさりしたものを作ってました。
↓おなじみトマト味のぱすた
さて、たった1日しか居なかったセルビア。
行って見なきゃ分からない~ということで、明日はモンテネグロに行ってきます。
<ぷち情報>
サラエヴォ~ベオグラード間のバス
サラエヴォ市内、セルビア人共和国側のバスターミナル
(通称ルカヴィッツァ)より1日4~5本ほど。
夜行は夜10時発。ベオグラードには翌日の7時ごろ着。
所要10時間ほど。
料金は片道40マルク(約2400円)
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